家族葬を行う際に親族でもどこまで声をかければいい?|小さな質問にお答えします
2021/08/05
家族葬はどこまで呼ぶべき?
家族葬の疑問や質問にお答えします
そもそも家族葬とは...
家族葬という葬儀をご存じでしょうか。
家族葬とは、その名の通り比較的近い親族や友人などで行われる葬儀のことを指します。なので、実際に家族葬をされたことがある人はわかるかと思いますが、どこまでの人を参列者とするのかを悩んだ方も多いと思います。
参列者の範囲を誤ってしまったために、トラブルが発生することも多いようです。
どこまでの人を呼ぶのかを見分けるコツや、逆に来てほしくない人への連絡も紹介をしていきたいと思います。
家族葬の参列者はどこまでが該当するのでしょうか。
家族葬では、親族・近親者など両親や兄弟姉妹を呼ぶのが通説されています。
ただ明確に決まり等はないので、参列者の数はかなりバラバラで数名という小規模の家族葬もあれば、数十人など比較的大人数での家族葬もあります。
家族葬なので、必ず親族でないと参列できないというわけでもなく、遺族側が招待したり、生前故人様と仲がよかった場合であれば、参列できると考えられます。
逆に親族で招待しないとトラブルが発生する可能性もあるので、慎重に検討する必要があるでしょう。
参列者の範囲をどこまでにするか事前に決めておかないとトラブルになる
何回かご紹介していますが、家族葬で参列者をどこまでにするか予め決めておかないとトラブルに発展する可能性があります。
家族や近親者に連絡するならまだしも、近隣住民や親戚に伝えてしまうと誤って参列してしまうためです。
このことを防ぐためにも、葬儀は家族のみで行うなど限定されているということもつけて連絡をするといいでしょう。
このように周りに対しても注意が向いていればトラブルの発展する可能性は格段に低くなるでしょう。
円滑にどこまでの人を参列者と定義するか
家族葬は、家族や近親者だけでなく友人なども呼ぶことができます。ただ、予定をたてる際は家族の日程を優先して決めていくのが先決かと思われます。
また、日程が合わずに参列ができなかった人に対しては、無事に葬儀が終えたと連絡するのがいいでしょう。
円滑に家族葬を行うためには、以下のようなことを実践するといいでしょう。
1.葬儀にどれくらいの人を呼ぶのか決める。
当然ですが、会場となる規模によって葬儀に参列する人数も変わってきます。中には、故人様をゆっくり偲べる空間を用意している家族葬向けのプランもありますので、
そのことも踏まえて検討するのがいいでしょう。
2.故人の遺志を大事にしよう
これも当然ですが、生前に故人と仲が良くない親族を呼ぶより仲がよかった方々(友人など)をお招きしたほうがいいですよね。
このように故人様の立場に立って誰を呼びたいのかを考えて、参列者を決めていくのもいいでしょう。招くことができなかったとしても、故人の葬儀を行った旨を伝えておくと喜ばれるでしょう。
3.参列しないでほしい人には、葬儀後に連絡しましょう
例えば、故人様に友人がたくさんいた場合、どこまでの人を家族葬に招待するかなやんでしまうでしょう。
多くの家族葬では、参列してほしいと判断した人のみに、葬儀の案内状を送ることが多いようです。
ただトラブルを避ける為にも近親者のみで家族葬行った旨は、葬儀後に連絡するといいでしょう。
弔問のお願いや、お供えが来る可能性もありますが、それに対しても紳士的に対応するべきでしょう。